ある日、娘が言いました。

「自転車で遠くに行ってみたい。氷見とか、金沢とか」

「友達と行ったらいいよ」と言っていたのですが、どうしても予定を合わせられないと言うので距離を短縮して、他の用事と合わせて片道25キロのサイクリングを決行しました!

娘は運動部で体力がありますが、普段ほとんど運動しない私には不安しかない…

家にある子どもたちの通学用自転車は普通のシティサイクルで遠出には不向きですが、少しでも快適にサイクリングができるように、出発前にタイヤの空気をしっかり入れ、サドルを高めに設定しました。

タイヤの空気が少ないと、転がり抵抗が大きくなってペダルが重いし、パンクもしやすいそうです。

また、サドルを高めにすることで脚力を発揮しやすく、少し前傾の姿勢になれば腰の負担も軽く、お尻が痛くなりにくいそうです。

なので、できればハンドルも少し低めにできると、もっと良いです。

 

…………それにしても、遠かった!

神通川を渡り、常願寺川を渡り、

橋を渡る度に高い堤防を越えるので、坂道がこたえます。

橋の上でちょっと休憩。

川の流れと風が爽やかで気持ちいいです。

橋の前後はつらい坂がありますが、意外と道は平坦で、自転車が通る道もあり、快適に進めました。

普段車で移動していると分からない川の音や花の匂い、少し湿った風の感触に、虫や鳥の様子も感じられて、たまには自転車もいいかも?

でも25キロは遠すぎました…。

用事を済ませたついでに私は立山寺をお参りして、まだまだ元気な娘は「海も見に行く!」と、ここからは別行動。

帰りは一人で少し寂しかったですが、娘にとっては大冒険だったよう。

帰宅した娘が見せてくれた海での写真と日焼けした顔、たくさんのお土産話に、頼もしく成長したことを感じてうれしかったです。

娘、「次こそは、氷見に行く」って…。本気かな。