5月は田植えの季節ですね。

そこで思い出した、過去のバケツ稲作体験についてお伝えします。

主人の実家が米農家だったので、子どもたちが小さい頃は、田植えの時期になるとお手伝いというか応援をしに行っていました。

けれど義父母が高齢のため、数年前に稲作をやめてしまいました。

そのため、稲作とはしばらく縁がありませんでした。

そんな折、コロナ禍でオンライン体験が盛んだった2022年、「バケツ稲作」にチャレンジする機会がありました!

某食品メーカーのオンライン体験企画で、「バケツでお米を作ろう」というものです。

5月初め、バケツ稲の種(種もみ)・培養土・マニュアルが送られてきました。

種もみ

5月末のオンライン教室までに、マニュアルに従って苗を育てます。

①種もみから芽を出す

容器に種もみを入れ、水を入れる。

芽が1㍉出てきたら次のステップへ。

②種まきをする

バケツに培養土と水を入れ、泥を作る。

バケツの上に種もみをまく。

③苗を育てる

ベランダなど日当たりのいい所に置く。
(わが家のバケツは、サンルームに置きました)

成長して、1本の苗から葉っぱが3~4枚出てきたらOK!

オンライン教室で田植えのデモンストレーションを見て、こつを学びました。

④バケツの中から元気な苗を5本選ぶ

⑤根に傷がつかないよう、5本の苗を優しく抜く(不要な残りの苗も全部抜く)

⑥5本の苗をまとめて、バケツ田んぼの真ん中に植える

⑦土の上に、深さ1㌢くらいまで水を入れる

7月初旬には稲の高さが40㌢くらいになり、茎が20本くらいに増えました。

その時期にまたオンライン教室があり、「中干し」「強風対策」「水の温度管理」などについて聞きました。

⑧中干しをする

一度バケツの水を捨て、土の中のガスを抜き、空気中の酸素を土の中に取り入れる。

土の表面が乾いたら、また水を5㌢ほど張る。

今回のオンライン教室では、フードロスカレーの調理デモンストレーションもありました!(余りがちな野菜を使ったキーマカレー)

みんな、早く自分たちが作ったお米でカレーライスを食べたい!という気持ちになりました。

だんだん稲穂がふくらんできて、ついに10月は最後の教室です。

最終回は、稲刈りのデモンストレーション、脱穀・もみすり・精米方法でした。

私たちが育てたバケツ稲2個分からとれたお米は写真くらいの量で、とても少なかったです。

猛暑で水の温度管理が大変で、頑張った割には対価が少ないですが、意外と親子共々楽しく取り組めたので、やって良かったと思います。

ただ、たった1日、2時間だけ咲くという「稲の花」を見られなかったのが心残りです…

バケツ稲作については、ネットで検索すると、より詳しい説明がたくさん見つかります。

みなさんも興味があればぜひ!