3月16日の北陸新幹線敦賀延伸まで1カ月を切った。富山県内から関西、中京へ向かう際は敦賀駅(福井県敦賀市)で特急に乗り換えることになる。乗り換え時間はJR西日本の想定で最短8分。実際はどうなのか。「日本一」とされる巨大な駅舎を20代の記者が歩き、計測してみると…。

 

 敦賀駅は、3階に新幹線ホーム、2階に乗り換え改札機、1階に在来線特急ホームがある「上下乗り換え方式」を採用している。

 

 駅舎の高さは37メートルと整備新幹線の中では日本一。2階コンコースの長さは200メートル、乗り換え改札機は19通路あり、これらも日本一だ。

試乗会で敦賀駅に到着した北陸新幹線

 実際に、3階に停車する北陸新幹線の一番端の号車から、1階に止まる特急の最も遠い車両まで歩いてみた。

3階の新幹線ホームから乗り換えスタート

 スマホを手に計測をスタート。3階のホームは富山駅の新幹線ホームと似た形式で、

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