Ｂリーグ１部（Ｂ１）富山グラウジーズはＵ１８、Ｕ１５、Ｕ１２の各ユースチームを有し、県内６拠点でバスケスクールを開いている。２０２２年からスクールコーチを務めていた石塚千穂は２３年秋、U１８アシスタントコーチ（ＡＣ）として、新たなスタートを切った。東京都出身の石塚は、ミニバスで都内屈指の選手として知られ、明星学園高（東京）在学時はＮＢＡレーカーズの八村塁（富山市出身）の妹、安美菜とプレーした経験を持つ。度重なるけがを克服し、富山の社会人チームで競技も続けるその熱意を、富山の若い選手たちに伝えている。

練習メニューを選手たちに伝える石塚

２３区の大会で優勝、ＭＶＰも

　石塚は母と姉がバスケ選手だった影響で、

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