おやつから工芸品まで、富山ならではの逸品を紹介します。(情報は取材時の内容です)

「きららか梨酒」(1本1,199円)は丸瓶と角瓶があり、どちらも300mlの飲み切りサイズ
両手に収まるサイズの瓶に入っているのは、みずみずしい梨の果汁と日本酒で作ったリキュール。口に含むと、射水市のブランド梨「きららか梨」の甘みと香りがまろやかに広がる。吉乃友酒造が、きららか梨を栽培する「藤岡農園」(同市)と共同開発した「きららか梨酒」は、梨の旬の時期を過ぎてもおいしさを届けたいとの思いから生まれた。
富山湾の海洋深層水と有機肥料で育てたきららか梨は甘く、氷温保存することで熟成されてさらに甘みが増す。梨の風味を生かすために県産米を原料とした純米酒だけを使い、添加物は加えない。梨の果汁にこく深い辛口の純米酒を合わせることで、繊細な甘みが引き立つ。苦みが少なく飲みやすいので、ロックで味わうのも、加糖の炭酸水で割ってジュース感覚で楽しむのもおすすめ。
杜氏(とうじ)の廣島達彦さんは「普段あまりお酒を飲まない人も試してみてほしいです」と話している。

「后(きさき)Pink」(4,433円)は上品な甘みが特長で、初めて日本酒を飲む人にもおすすめ

撮影:南部スタジオ
