7月9日に初日を迎える大相撲名古屋場所を前に、高岡市の射水神社で1日、「越中赤ちゃん泣き笑い相撲」が行われた。過去最多の約200人が出場し、元大関の朝乃山(29)=富山市出身、高砂部屋=にあやかったしこ名で“土俵入り”する子も。小さな力士の愛らしい姿に、会場は大勢の家族連れで“満員御礼”のにぎわいとなった。

相撲部員に抱っこされ、元気に泣く赤ちゃん=高岡市古城の射水神社
「泣き相撲」は赤ちゃんの健やかな成長を祈願する日本の伝統行事として300年以上の歴史があり、全国の神社で行われている。射水神社は勝敗の基準に「笑い」を加えた独自の形式で2018年から開催している。
取組は社殿内の特設土俵で行われ、
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