はじめまして。今月から連載「親子でGO!オイシイおでかけ」を担当する小林蘭です。

一昨年夏から富山にUターンで住み始め、富山県内の子連れで行けるレストランやカフェを中心にInstagramで紹介しています。フォロワーは1万8000人。コメントやDMで同じ子育て中のママと交流するのが楽しみです!

こちらのコーナーが皆さんのお出かけの参考になったらうれしいです。

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記念すべき連載第1回は、観光列車「一万三千尺物語」をご紹介します!

 

何度か見かけたことがあり、いつか乗りたいと思っていた憧れの電車『一万三千尺物語』。

富山平野を横断する、あいの風とやま鉄道の観光列車で、車内でお寿司や懐石料理が味わえるダイニング列車です。

乗車料金がお安くはないので、特別な時に乗ろうと思っていたのですが、なかなかその時が来ないので、思い切って乗ってきました!

乗るからには期待を高めておこうと、事前に息子と動画を見たり写真を見たり、予習をしてから行きました。

その甲斐あってか、一万三千尺物語という、4歳の息子にはちょっと難しい名前も覚えて、当日を楽しみにしてくれました。

富山駅改札近くの特設改札で乗車券を見せ、いざホームへ。

 

旧国鉄時代の車両を改装し、天井や床、テーブルに富山県産の「ひみ里山杉」を使っているそう。木がふんだんに使われた車内はモダンで落ち着いた空間でした。

 
 

私たちが乗った富山湾鮨コースは、車内でランチを食べる時間帯のコース。

乗車すると、食前のドリンクサービスがあり、茶碗蒸しやお寿司が順番に届けられました。

食前のドリンクサービス
大人用のお料理
子ども用には卵焼きやフルーツが入っていました

その間に車窓からはミラージュランドの観覧車が見えたり、鉄橋を渡ったり。
普段見ている富山の景色なのに、電車に乗って見るとなぜか新鮮に感じ、景色を眺めるのも楽しかったです。

 

車内ではアテンダントの方が、車窓から見える景色や土地について、笑いを交えながら楽しく解説してくださるので、全く飽きることがありませんでした。

 

途中、魚津駅と泊駅で停車し、改札を出て、駅の前で写真を撮ったり、お土産物屋さんや観光案内所に立ち寄ったり、少し観光気分を味わえましたよ。

 
 

食後には、引網香月堂の上生菓子とコーヒーがサービスされました。子ども用のお菓子は猫で息子は「可愛い!」と大喜びしていました。

 
 

車内にはお土産物を扱う売店があり、オリジナルグッズも販売されていました。
せっかく乗ったから、と息子におねだりされ(笑)ピンバッジを購入。
毎日Tシャツにつけて息子のお気に入りになっています。

 
 

約2時間の電車の旅でしたが、食事して、景色を見て、途中下車して、お菓子を食べていたらあっという間に過ぎて、私も息子も大満足でした。

私は3月に乗車したのですが、4月からは内容がリニューアルされているようなので、気になる方は、あいの風とやま鉄道の特設ホームページをチェックしてみてください(現在、富山湾鮨コースは富山駅12:18発、大人16,500円、子ども8,000円で運行されています)

息子は「今度は夕方発の越中懐石コースにも乗りたい!」と言っているので、また乗せてあげたいなぁと思っています。

  

 

 

小林 蘭
4歳男児と1歳女児の母。富山県出身。高校卒業後は新潟、東京、シンガポールで生活。2021年から再び富山で暮らし始め、子どもたちとのおでかけを楽しんでいる(親子ともに鉄道好き!)趣味はInstagram投稿(@onishiran)、カフェ巡り、旅行、美容、ファッション。 第8、9期コノコトレポーターを務めた。