すごく不機嫌だったり、そうかと思えばケラケラ笑っていたり。特に思春期ど真ん中の中学生は、接し方がムズカシイ…と思っている方は多いようです。そこで「思春期のトリセツ」をテーマに、コノコト会員のみなさんにアンケートを実施したところ、たくさんのご意見をいただきました。まとめてみると五つのポイントが見えてきました!

【アンケート】思春期の子どもと会話するときに気を付けていること、一緒に楽しんでいることは?

 

①親子で一緒に楽しめることを見つける

・「私もゲームをやってみたいから教えて!」と言ったら得意げにいろいろ話してくれました。休みの日には家族でSwitchをするようになり、会話が増えました。

・中学1年生の娘と楽しんでいるのは、NHKの朝ドラです。小学校低学年から録画して一緒に見ています。思春期になり、親子の会話は減ってきましたが、朝ドラ習慣だけはずっと続いています。見終わった後に主人公の気持ちの考察や、自分だったらこうする、などの会話で娘の内面の成長を感じています。

・中学2年の息子と一緒に、推し活してます。共通の推しがいることで、互いの情報共有につながっています。

・子どもが見たいという映画を一緒に見て、共通の話題を作っています。

②命令はしない

・子どもには子どものペースがあるので、「○○しなさい」は言わないように気を付けています。親としての意見を聞かれれば答えますが、基本、子どもの意見を尊重しています。親としては、いろいろ口出ししそうになりますが「子どもの人生は子どものもの。コントロールしてはだめ」と思っています。

・命令はせず、協力を求めています。『早く風呂に入れ』とは言わずに『洗濯を早くしたいから早めに風呂に入ってほしい』と理由を添えて伝えています。

③ショッピングは会話のチャンス!

・思春期女子が1番ご機嫌になるのは、やはりショッピング!!イオンやファボーレなどに誘って、買い物をする時には好みなどをシレっとチェックしております(笑)。好みを知れば、家庭での会話も盛り上がります♪

・娘の言葉遣いが気になりました。主人がイラついてよくけんかしていたので、私は極力注意せず、主人がいない時、さすがにひどいと思う時だけ注意していました。それでも、買い物は一緒に行きたがるので、アレコレ話しながら歩いているとトゲトゲ空気も和らぎます。

④自分の思春期を振り返る

・子どもに何か伝える前に、自分が彼女の年齢だったころはどうだったか、どう感じていたかを考えるようにしています。大人の視点だけでは気づけなかったことに気づくことがあり、「もう少し様子を見てみよう」と思えます。祖母がよく言った「親にしか似ない」という言葉を思い出し、まずは自分のあり方を見直しています。

・自分が思春期だった頃に比べ、子どもたちは荒れていないなぁと思います。(同様の意見多数)

⑤分かっていても、できない時もある!

・わかってはいても反抗期はやっぱり親もムカつきます(笑)

・口はなるべく出さずに、でも目は離さずに見守る。わかっていてもなかなかできない…。

・赤ちゃんの子育てで悩んだときみたいに、周りの人や友達、先生、各機関に存分に頼ったらいいと思っています!