スポーツや芸能界など、さまざまなジャンルで20代が活躍しています。飲食店だって例外ではありません。数多くはありませんが、県内でも20代の店主が切り盛りするレストランやカフェがあります。それぞれの思いやこだわりを聞きました。「早すぎない?」と思うことなかれ。その行動力と熱意にきっと刺激を受けるはずです。(情報は取材時の内容です)
Q2.20代でお店を始めるのに不安はあった?
Q3.これからの目標
餃子酒場 ハチサン
高岡の街を盛り上げる

Q1.子どもの頃から料理が好きで、いつか自分の店を持ちたいと思っていました。進学先に食物栄養学科を選んだのもそのためです。21歳の時に高岡市中心部に空き店舗ができた話を聞いて、オープンを決意しました。高岡の街を盛り上げたかったからです。

Q2.ちゃんと自分が先頭に立って店をまわせるかといった不安はありました。でも家族のサポートもあり、とりあえずやってみようという気持ちが強かったです。やる気でいっぱいでした。

Q3.自分がこの街をどう盛り上げるか、どうやってこの店を生かせるか常に考えています。お客さんに喜んでもらえるのを大前提に、料理や接客に取り組みたいです。お客さん以上友人未満の接客を心掛けていますが、これからも老若男女関係なく気軽に立ち寄れるような店にしたいですね。あと、自家製の塩こうじを使ったメニューを増やしていきたい。何に使ってもおいしいんです。

食物栄養学科で学ぶ
20歳 卒業。栄養士の免許を取得
22歳 餃子酒場 ハチサン開店
Jicca(ジッカ)
街に根付いたお店に

Q1.富山高専を卒業してから富山市内で飲食店を展開する会社で働きました。バイトしていたんです。飲食店って「ありがとう」の距離が近いじゃないですか。そこに魅力を感じて「いつか自分の店を持ちたい」と思い、結婚するタイミングで独立しました。やりたいことを思いっきりできる受け皿がほしかったんです。

Q2.あまり不安を感じるタイプではないので(笑)。オープンの1年前から準備を進めましたが、資金面は苦労しました。居抜き物件で融資が受けやすかったのがありがたかったです。

Q3.コロナ禍で大変な時期に店をオープンしたので、これから良くなるしかないと思ってワクワクしています。ライブ感あふれる料理を提供できるよう頑張りたいです。富山大学に近いので大学生のお客さまがもちろん多いですが、幅広い年代の方が訪れてくれます。地域に根付いたお店になれるように、ニーズを把握していろいろと挑戦したいです。その一環でランチ営業も最近始めました。お客さまとのコミュニケーションを大切にし、常に変化していきたいですね。

26歳 Jiccaオープン
29歳 ランチ営業スタート