こんにちは!やちやちメンバーのKanaです。
あっという間に2022年となり、成人式を迎えますね。
新成人の皆さん、晴れて大人の仲間入りですね。心からお祝い申し上げます。おめでとうございます。
心配なのは、成人式のお天気ですね!
私事ですが、昨年、娘が成人式に参加しました。「コロナ禍で出席すること自体どうなのか・・・・そこまでして出席しないといけないのか?」という自粛ムードがあり、
大きな声で参加するとも言いづらく、もやもやとした気持ちでした。
本来なら、おめでとう!!と大きな声で言えるのに・・・。
娘は県外から帰省したため、念のため数日間、自宅で待機して、成人式当日。
そう・・・あの!大雪になった日なのです!!
中止にも延期にもならず決行!
早朝から着付けのため、車で自宅を出た瞬間にスタック!!
大きい道路だと除雪がなんとか終わっているのですが、我が家から大きな道に出るまでのほんの短い距離が出れない。
そう、除雪が追い付いてなかったのです。
近所中、スタックの車だらけで全くウンともスンとも動かないのです・・・。
仕方なく主人に車を任せ、とりあえず着付けの場所まで3キロほど歩いて行くことに。
バスは、大雪なので運休。まだ暗い中をトボトボと歩く私達。
本来なら、おめでたい楽しいうれしい成人式なのに・・・。
ただでさえ、コロナ禍で学校もサークル活動もイベントも自粛。
こんな年代に産んで娘に申し訳ないという気分にまでさせられながら、雪道を歩くこと1時間弱。
途中で車が追いつくと思っていたのに、まだ脱出できないとのこと。
予約時間から遅れての到着でしたが快く出迎えていただき、着付けが終わるまで近くのカフェで待機。
タクシー会社にかたっぱしから電話するにも、本日は営業停止とのこと(ですよね)。
知り合いに車を頼もうにも、同じように雪道で何かあると申し訳ないし、このまま家の車が動かず式場までどうやって行けば・・・・。
歩く?!雪の中を?着物姿で?間に合わない。あかん(´;ω;`)ウゥゥ もうだめだ・・・・と、
心の中で大泣きして、ションボリしながらうなだれていたところ、
主人から「車脱出した!!」と電話が(号泣)。と同時に、娘から「支度終わったよ」とメール。
か・・・・神様―!仏様―!!
グッドタイミングで娘を車に乗せて、そのまま会場へ向かうとギリギリセーフ。
会場周辺はものすごくきれいに除雪してくださっており、コロナ対策もしっかりとされておりました。
間に合って良かった・・・・娘を、みんなに久々に会わせることができて良かった・・・
コロナ禍ということで、一瞬だけマスクを外し記念撮影。
会話もあまりできず、式終了後も即解散と、かなりかわいそうな成人式だなぁと思いましたが、
マスク姿だけどうれしそうなみんなの表情をみて「あーこんな時代なのに若者は元気で明るくていいなぁ」と、救われた感じがしました。
式が終わってからは晴天。しかし、雪道は相変わらずなので親戚まわりもできず帰宅。
せっかく苦労して着た着物、すぐ脱ぐのもなんだかもったいない。
数日前から除雪した雪が庭に積んであり、屋根近くまでの高さになっておりまして、
そうだ!雪山に階段を付けて、雪上ステージに!
前日作ったバルーンを持たせて雪上撮影会を開催しました。(左右の写真は同じ位置から撮影!晴れている時と見比べてください!)
近所の人たちも除雪しながら上をみて「あれ?あ!成人式か!」というほほ笑ましい目線をいただき(多分)。
「大変な中、成人式させて申し訳なかったね」と娘に言うと、
「うん、大変だったけど、着物も着れて皆に会えて良かった」という言葉が聞け、
キャッキャといい笑顔を見せてくれて、記憶と記録に残る成人式をなんとか終えることができたのでした。
きっと、成人式の時期になるとずーっと「私達の成人式、雪すごかったよねー」って言うだろうなぁ。
雪国は、天候に気を使わなくてもいい日程に開催したらいいのに、と思うのでした。
雪上撮影会後は、主人が一人飲み会してました。