セミナーはビデオ会議システム「zoom」を用い、幸田さんの美容室COEURからネット中継しました。2講座を開き、午前が「子どものヘアケア相談室」、午後は「30代・40代ママのためのヘア&メークレッスン」を開催しました。
午前は「子どものヘアケア相談室」
午前の「子どものヘアケア相談室」には、「かわいくしてあげたいのに、子どもが痛がって触らせてくれない」「毎日洗っているのに男の子のせいかアタマのにおいが気になる」といった悩みを持つママたちが参加しました。
幸田さんは「子どもちゃんの毛は、細くて、サラサラでキューティクルがしっかりしているのでシャンプーだけで終わると、キュッキュッとなって痛がる子が多いです」と述べ、トリートメントやリンスの利用を勧めました。
乾かす前のコーミング(髪をとかすこと)の重要性を強調したうえで、とても目の粗いコームを紹介。「普通のコームだと絡まった髪の毛が引っかかって、余計に子供が痛がります。最近はいろんな種類が出ているので、探してみてください」と呼び掛けました。
頭皮の汗臭さについての質問には「お子さんが自分でシャンプーしているのなら、洗い方をチェックしてみてください」とアドバイス。「子どもだと、泡立つだけで洗ったような気持ちになりがちですが、頭皮をしっかり洗えていないケースが多いんです。指先でしっかりと頭皮を洗うように教えてあげてくださいね」と話しました。
午後はヘアとメークでアドバイス
「30代・40代ママのためのヘア&メークレッスン」と題した午後のセミナーでは、「梅雨時や夏には、朝にまとめたヘアがすぐに崩れてしまう。どうすればいいのか」との悩みに実演を交えて説明。「ドライヤーで髪をセットする段階から大切です」とし、髪の毛を持ち上げ、奥にある髪の毛からしっかりとセットしていくやり方を解説しました。
「メークしても疲れた感じになってしまう」との悩みには「30代、40代になると若い時とは違って、体の中の水分量も減ってきて、髪の毛のハリやコシがなくなり、肌の艶もなくなってきます。これが原因です」とズバリ。「疲れて見えるとか、ふけて見えるなどお悩みの8割は、保湿で解決します」と“肌活”の重要性を訴えました。解決策として挙げたのが化粧水の使い方。「もちもちの柔らかい肌にしたいので水分を入れ込みます。まずお手持ちの化粧水を今までの5倍つけてください」と話すと、画面に映った参加者の顔がそろって驚きの表情に。「1週間で肌が変わってくるはずです! 1か月続けてもらうと水分量が維持されてくるので、少し減らしてもOKです」と効果をアピールしました。
実演では、ロングヘアのモデルさんを相手にドライヤーの乾かし方や下地にこだわるメークのポイントを解説しました。参加者からの質問にも時間の許す限り答えていただきました。
好評なら次回開催も
セミナー終了後には、参加者から「すぐに使えるテクニックで分かりやすくかった」「実際に化粧水をいつも5倍使ったら、1日中肌がもちもちしていた」といった感想のメールが届くなど大好評でした。幸田さんからは「希望が多ければ、またセミナーを開きますよ」との返事もいただきました。皆さんから多くの声をお寄せ頂ければ、ぜひ、次回を企画したいと思います。