カターレ富山は15日、特別大会「J2J3百年構想リーグ」の第6節でツエーゲン金沢とホームで対戦する。Jリーグにおける〝北陸ダービー〟は2024年のJ3で初めて行われて以来2年ぶり。金沢の特徴や注目選手を紹介しつつ勝負の行方を占った。

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 「とにかく金沢ぶっ倒せ」「俺たちの県総で勝つぞ」ー。カターレのサポーターは前節・愛媛戦の終了後、翌週の北陸ダービーに向けた横断幕をいくつもゴール裏に掲げた。クラブにとって大事な一戦であり、「勝ちたいんだ」という思いを改めて伝え、選手を鼓舞した形だ。

前節終了後に横断幕を掲げ、北陸ダービーに向けて機運を高めたゴール裏のカターレサポーター

 隣接地域の歴史的な関係性も背景に、ライバル心をかき立てて楽しむのがダービーマッチの醍醐味(だいごみ)。安達亮監督は「ダービーマッチが地域の文化として根付くように盛り上げていきたい。私も横浜FMのコーチ時代に、独特の空気感がある横浜ダービーを楽しみにしていた。北陸ダービーの空気感や盛り上がりを私たちも楽しめたらよい」と言う。

 キャプテンのFW吉平翼は「北陸ダービーは負けられないし、勝たなければいけない。在籍6年目の僕はもうすっかり富山県民なので、みなさんの思いは分かっている。昇格を決めた24年はダービーで勝って勢いがついた。90分で勝ち切れるように頑張る」と話す。

一昨年はカターレが1-0で連勝

 カターレがJ3で金沢と初対戦した24年は、ホーム&アウェーの2試合ともカターレが1-0で勝利を収めた。金沢ゴーゴーカレースタジアムの完成を記念した同年2月のプレシーズンマッチでも、カターレが4-1で快勝している。

24年9月の北陸ダービーでは今瀬(中央)がCKから決勝点を挙げた

 今年はカターレがJ2、金沢がJ3だが、特別大会の実施によって2年ぶりの対戦が実現した。アウェーゲームは5月3日の第14節に行われる。

 24年は前年までJ2で9季戦った金沢にカターレが挑む構図だったが、今回は立場が逆になった。

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