中央農業高校(富山県富山市東福沢)の生徒が1月の「和牛甲子園」に出品した和牛が7日、JAあおばの直売所「あおばの里 みのり館」=同市上大久保=で販売された。酒かすを餌に飼育し、同甲子園では肉質の格付けで高い評価を得ており、生徒がおいしさを来店客にPRした。販売は8日まで。

 県産和牛のブランド「とやま和牛 酒粕(さけかす)育ち」として、雄1頭の肩ロースやモモ肉など約70パックが売り場に並んだ。

 畜産の魅力普及を目指す中央農業高の同好会「牛愛会(ぎゅうあいかい)」の益山実緒さん(生物生産科動物科学コース畜産専攻3年)と廣田望さん(同2年)が参加。和牛甲子園に出場したことを伝えるパネルやのぼり旗を立て、来店客に「脂身が甘いですよ」「口溶けが絶妙です」と特徴や魅力をPRした。

 「牛丼にして楽しんで」「すき焼きがおいしいです」とお勧めの食べ方も伝えた。高岡市から訪れた中紅菜さん(21)は「家族とすき焼きにして味わいたい」と笑顔を見せた。同店のほか、JAあおばの直売所2カ所でも販売する。売り切れ次第終了となる。

 同好会は昨年4月に発足。1~3年生17人が畜産専攻の生徒とともに飼育全般に携わる。