私たちの生活や意識形成とインターネットとの関わりは大きく、X(旧ツイッター)などの交流サイト(SNS)では固有のネット世論が形作られ、それが実社会の一角に影響を及ぼしつつある状況です。SNSは誰もが自らの意見を発信できる利点がある半面、誤情報の拡散や誹謗中傷の増幅への懸念が目立つようになってきました。ネット空間の今を切り取り、データ集計や専門家への取材を通じて検証します。
外国人問題や政党批判などに関するX(旧ツイッター)の投稿を組織的に転載し、情報を拡散していた70のアカウントの存在が、情報分析企業「ジャパン・ネクサス・インテリジェンス」(JNI、東京)への取材で分かりました。それぞれ個別に活動しているように見えますが、同時刻に同じ内容を投稿したり、プロフィルで共通の絵文字を使ったりしていました。気付かれないように世論介入を図った疑いがあり、今回の衆院選でも注意が必要です。
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