大相撲九州場所はいよいよ終盤戦にさしかかる。注目は西十両4枚目の朝乃山(富山市出身、高砂部屋)の幕内復帰だけではない。休場明けで西序二段12枚目まで番付を落とした鶴英山(同、音羽山部屋)が1番相撲から破竹の5連勝と、序二段優勝へ猛烈な勢いで突き進んでいる。7戦全勝を果たせば来場所は無条件で三段目に復帰できるだけでなく、かなり上位に番付されることが期待できる。序二段の優勝争いは現在どうなっているのか。

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