野球独立リーグ・日本海リーグの富山GRNサンダーバーズから今年も2人がNPB(日本野球機構)の舞台に巣立つ。目標だったドラフト指名を勝ち取り、プロ選手としてのスタートラインに立った幌村黛汰外野手(楽天育成1位)、シャピロ・マシュー・一郎投手(オリックス育成2位)が会見などで語った喜びと決意を詳報する。(赤壁逸朗)
10月23日のドラフト会議で指名された幌村とマシューには後日、それぞれの球団から担当スカウトらがあいさつに訪れた。幌村は今月6日に契約内容に合意し、マシューも近日中に契約交渉を行う。年内に各球団の新人選手入団会見に臨み、プロ野球選手としてスタートを切る。

ドラフト指名を受けた幌村(左から2人目)とマシュー(同3人目)。左端は永森球団社長、右端は上原監督
〝初球から盗塁〟の積極性光る
楽天育成1位の幌村は北海道出身で新潟・帝京長岡高卒の21歳。
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