富山県砺波市庄川地域特産の「庄川ゆず」の収穫を前に、日当たりや風通しを良くするための枝打ちが30日、同市庄川町金屋の畑で行われた。秋晴れの下、農家がはしごに上って丁寧に作業を進めた。

 今年は実りの良い「表年」に当たり、約5トンの収穫を見込む。金屋ゆず生産組合長の真田猛さん(75)は「猛暑の影響を心配したが、順調に色づいて一安心」と笑顔を見せた。

 本格的な収穫は11月に始まり、同15、16の両日に開かれる庄川ゆずまつりなどで販売する。