カターレ富山社長の左伴繁雄さんのおすすめは、「スペシャルメニュー」。ハンバーグや酢豚などが隔週替わりで提供される料理だ。

食事を楽しむ左伴さん。料理は8月に提供していたスペシャルメニュー「国産牛のハンバーグパプリカソース 夏野菜添え」(1,580円)
左伴さんが現職に就いたのは2021年3月。初めて住む富山で、落ち着ける店を探していた時に入ったのがD&DEPARTMENT DINING TOYAMA。今は毎週、妻と一緒に訪れる。「ソファーはゆったりとし、窓からの景色もきれい。ゆっくりと長居ができる」と言う。

「昆布締め鶏の油淋鶏」
スペシャルメニューには地元食材が使われている。栄養バランスが取れ、味付けに工夫が感じられるのが魅力という。好きだったのは、油淋鶏(ユーリンチー)やローストポークなど。料理に加え、親しくなった店員との会話も楽しみにしている。

「国産豚肩肉のローストポーク 柑橘と玉ねぎソース」
プロスポーツは常にチームの勝利が求められる。「切った張ったの仕事をしていると、どうしても気持ちが殺伐としてしまう」と左伴さん。そんな時は、この店に足を運ぶ。「開放的な雰囲気でおいしいランチが食べられ、リラックスできる」とほほ笑む。
ひだりとも・しげお 東京都出身。慶応大卒業後、日産自動車に入社。2001年にJリーグの横浜F・マリノス社長に就任し、03、04年にリーグ連覇を達成。湘南ベルマーレや清水エスパルスではJ1昇格に導き、21年に「昇格請負人」としてカターレ富山の社長に就いた。