ベニズワイガニの漁獲量で富山県内トップを誇る魚津市の魚津港で漁が本格化している。24日は今季初めて魚津漁協所属のカニかご船3隻がそろって出漁した。2隻が競りまでに帰港し、今季最多の約2・3トンが水揚げされた。市場には鮮やかな朱色の輝きを放つカニがずらりと並び、浜は活気づいた。
午前5時半ごろ、漁を終えた2隻が戻った。かごに山積みされたカニが次々に陸揚げされ、仲介人が競り落とした。「極上高志の紅ガニ」のブランド札が付いた上級品も並んだ。
魚津は餌を入れたかごを海底に沈め、カニを誘い込む「カニかごなわ漁法」の発祥地。今季は11日に初競りが行われた。同漁協によると、漁獲量は例年同時期に比べ、ほぼ同水準だという。
浜住博之組合長は「最盛期に向けて豊漁を期待し、カニといえば魚津ということをPRしていきたい」と話した。