県警は、射水市津幡江の富山モスクで、巻き込まれやすい犯罪の実態や日本の交通ルールの説明を県内の在留外国人に行った。

 金曜礼拝に訪れたパキスタンやインド出身者が参加した。講師の松本啓輔県警国際捜査課長が、礼拝時に車で訪れた際は駐車場に止めるよう呼びかけたほか、交流サイト(SNS)を中心に流通する違法薬物の危険性について紹介。参加者の質問にも答えた。

 ウルドゥー語で通訳を務めた同モスクのカン・ナディーム代表は「日本のルールを知ることができ、貴重な機会だった」と話した。