能登半島地震復興支援の「澤武紀行&ジングフォーゲルサマーナイトコンサート」が22日夜、富山県の氷見市芸術文化館で開かれた。ロビーを使い無料で開き、美しい歌声とピアノの最高峰「スタインウェイ」の音色で、来場者約150人を魅了した。
ジングフォーゲルは、射水市出身のテノール歌手、澤武さんに声楽を学ぶメンバー約20人でつくるボーカルアンサンブル。伴奏にピアニストの竹内佳代さん(富山市)を迎え、日本の唱歌やオペラの曲を披露した。ロビーの2、3階が吹き抜けになっている部分の階段もステージのように使い、ハーモニーとスタインウェイの音色を響かせた。澤武さんの独唱や竹内さんのソロ演奏もあった。
ロビーコンサートは「心の復興」にと氷見ロータリークラブが隔月で開いている。次回は10月31日、友井賢太郎HGSバンド&ダンスパーティーの夕べを開く。北日本新聞社後援。