富山ゆかりの作家、宮本輝さんが選者を務める第60回北日本文学賞の4次選考通過作25編が決まった。国内外から900編の応募があり、1次選考から絞り込んできた。受賞作と選奨作、最終候補作は来年1月1日の本紙で発表する。4次選考までの通過作品や最終結果は本社の総合情報サイト「webunプラス」にも掲載する。(通過作の掲載は都道府県ごとの受付順)

 【富山】
 ▽富山市=「すみのはな」浅野哲平

 【栃木】「魔女の手」岩田行弘「無明」齊藤宏壽

 【東京】「掌の繭」巴旦杏「ぼくとほしの湯」矢部郁「白い光の階段」沢渡かずき

 【神奈川】「春とユキ」松本進「雪は音を吸う」甲斐田道雄「幼稚園のゴッホ」村中江利

 【新潟】「声」伊藤穂波

 【大阪】「サヨナラバンパク」黒田季菜子「はるちる」にゃんしー「星空のスイカ」真名波田キリ

 【兵庫】「虫」待木啓「夏のつづき」小島エマ

 【奈良】「五円玉爺さん」囃方怯

 【和歌山】「キツネうどん」逸見真由

 【広島】「窯焚き初日」沖村三日人

 【徳島】「PoET」尾野森生

 【香川】「麦酒の味」青乃家

 【愛媛】「Bサイド」水飼心

 【高知】「伊尾木洞」橙哉貴生

 【福岡】「ユリとアネモネ」瀬崎虎彦「雪と女と花の散る街」響京華「心殺室は首ったけ」緒方水花里