国宝瑞龍寺(富山県高岡市関本町)を舞台にしたライトアップイベント「夜の祈りと大福市」の実行委員会が15日、同寺であり、今年は9月13~15日の3日間開催することを決めた。これまで8月に行っていたが、能登半島地震による法堂の修復工事完了後に開く。時間は午後6時~同9時。
イベントでは同市の作曲家、山口道明さんのオリジナル曲を境内に響かせ、大伽藍(がらん)を照らす。仏殿前の芝生では色とりどりの和傘100本をライトアップするほか、複数のビニール傘を組み合わせて球状にした「傘玉」を山門前に設け、内側から照らし出す。大庫裏にはフォトスポットとして和傘のアーチを設置する。
駐車場では大福市を開き、飲食店が出店。大茶堂では日本盆栽協会高岡支部が盆栽展を開く。
実行委では会長の四津谷道宏住職ら関係者約20人が出席し、協力体制を確認した。北日本新聞社共催。