チューリップで春を彩る「にゅうぜんフラワーロード2025」が5日、富山県入善町中央公園南側の会場で始まった。初日はチューリップが開花せず、実行委員会は「見頃は4月中旬ごろになりそう」としている。
町や町花卉(かき)球根組合などでつくる実行委員会(杉澤忠司委員長)が毎年開催しており29回目。4月下旬までの期間中、中央公園そばのほ場7・3ヘクタールに約80品種200万本のチューリップや菜の花が咲く予定。会場内のショップでは花のプランターや鉢植えなどを販売している。入場無料。
12、13の両日には「ウエルカムイベント」を開き、はしご消防車による空中観覧をはじめ、チューリップのフラワーアレンジメントや菜の花の摘み取り体験、8年ぶりの音楽・ダンスステージなどを行う。
会場で撮影した写真を対象としたフォトコンテストの作品も募集中。同町のうるおい館では、昨年の応募作品114点を紹介した写真展も30日まで開いている。北日本新聞社後援。