11年ぶりとなるJ2の舞台で、カターレ富山は第4節を終えて3勝1敗で20チーム中3位と絶好の滑り出しを見せた。好調なのは富山だけではない。今季、共にJ2に昇格した大宮、今治もそれぞれ2位、6位と好位置につける。一方、J1から降格してきた3チームは大苦戦している。鳥栖、札幌は19位、20位で、J1復帰どころかJ3降格圏に低迷。唯一、9位と中位につけている磐田も第4節で富山に1-3と完敗を喫し、サポーターから大ブーイングを浴びた。開幕前は予想もできなかった展開にSNSも沸騰。「昇格組」の快進撃、「降格組」の大不振は“春の珍事”で終わるのか。それとも-。

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