JR西日本とJR東日本は8日、北陸新幹線の富山・金沢開業10周年と敦賀延伸1周年を記念した団体臨時列車「つながる北陸」号を運行した。各駅で歓迎行事が行われ、富山駅では県職員らが観光客を出迎えた。
旅行会社8社が上野発敦賀行きの臨時列車を使って北陸3県を回るツアーを企画し、計約640人が参加。このうち約70人が富山駅で降車した。
駅員らが「ようこそ北陸へ」と書かれた横断幕を掲げ、県職員がツアー客に観光パンフレットやホタルイカの形をしたふせんなどが入った手提げ袋を手渡した。東京都から家族3人で訪れた会社員の相川洋子さん(52)は「ベニズワイガニを食べるのが楽しみ。おすしも味わいたい」と笑顔で話した。
県内では新高岡駅でも歓迎行事が行われた。