都会の住民が地方で農林水産業に貢献しながら住民と交流する「TUNAGU(つなぐ)プロジェクト」の活動が30日、魚津市で始まった。参加者は2月4日まで市内に滞在し、テレワークをしながら農作業などを通じて魚津の魅力や課題に触れる。

 東京や神奈川などから7人が参加した。初日は午前に魚津漁業協同組合でゲンゲの下処理や魚箱のリサイクル作業を行った。午後は同市宮津の宮本みそ店「BOBO(ボボ)」で節分豆を作り、大豆をフライパンでいるなどした。31日からはナシ園での作業などを予定している。

 プロジェクトは一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会が開き、本年度は全国から6自治体で実施している。魚津市での開催は8月に続き2回目。