来年のえと「巳(み)」を描いた和紙のタペストリー作りが、富山県南砺市東中江(平)の五箇山和紙の里で進んでいる。

 コウゾの雲竜紙に白蛇と松で「寿」の文字をデザイン。3日も3人のスタッフが一枚一枚手染めで仕上げた。石本泉(せん)さん(41)は「物事が実(巳)を結ぶ豊かな一年になるようにとの願いを込めた。お正月に飾ってほしい」と話した。

 タペストリーは約130枚準備され、6日から工房に併設した店舗で販売される。