南砺市の城端別院善徳寺で10月21日、お化け屋敷「闇講」が開かれた。軽い気持ちで入場したが、寺という空間やお化け役の演技は「予想以上に怖かった」。

 

 「闇講」は南砺市商工会青年部城端支部が同寺で行っているイベント「ふるさと寺子屋」の目玉事業。新型コロナウイルス感染症の影響で中止した年もあったが、2016年からほぼ毎年行っている。

赤い照明の廊下を恐る恐る進む

 お化け屋敷や肝試しは夏の風物詩だが、ここ最近は秋に実施している。その年ごとにストーリーやテーマを変えており、これまでに源平合戦や縄ケ池など必ず南砺ゆかりの歴史や場所を押さえてきた。昨年は一向一揆の亡霊を題材にした。

 今回のテーマは「すけまろ様の木馬」。加賀藩前田家から善徳寺住職

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