若いころの甘酸っぱい記憶、子どもが小さかった頃の笑える行動、今でもちょっと腹が立つ出来事…コノコト会員のみなさんの、そんなエピソードを漫画(コミック)にする企画「コノ×コミ」。漫画を担当するのは、趣味で漫画の腕を磨いてきたコノコトレポーター、岡本さん(富山市)です。
8歳の娘に、初めて自分よりも小さないとこが誕生しました。きょうだいがいない娘は大喜び。お正月、初めて会えることになり、娘は自分のお小遣いから500円をいとこ(3カ月)にお年玉として渡しました。
娘の気持ちをうれしく思ったいとこの両親は、慌ててお年玉袋を確認し、お金を倍にしてくれたようです。娘も、いつもより多くなったお年玉に大喜びでした。
【その他、寄せられたエピソード】
◆決め手は金額ではなく重さ!
・3歳の次女は、親戚の叔母さんからお年玉を受け取る時、お札のポチ袋と100円玉が入ったポチ袋のどちらが良い?と聞かれて100円玉のつまった袋を選んだ。(中の金額は同じ。ちなみに長女はお札の方を選択)。中に、たくさん100円玉がじゃらじゃらしていてうれしそうな次女。たくさん入っているねーと言うと、にっこり笑顔。
・小さいころに、親戚のおじさんがお年玉袋を二つ出してどっちか選んでというので、重い方を選んで自身ではとても喜んでいたのに、実は紙の方が高額だったことを後に聞いてガッカリした。
・子供がまだ保育園児の頃、500円玉1つを入れたポチ袋と、1円玉+5円玉+10円玉+50円玉+100円玉を入れたポチ袋を用意したところ、金額よりもコインの数が多い方を選んで、いっぱいもらったと喜んでいたのがかわいかったなと思いだします。
・お金の価値があまり分からない頃、ばあちゃんから私は1万円札、弟は5000円札をお年玉でもらいました。『1』より『5』の方が大きい数字のため『弟の方がたくさんもらった』と号泣。母に「『10』の方が『5』より大きいよ!」と言われても意味が分からず号泣していました。
◆へこみました…
・子供が生まれて、いただいたお年玉は、毎年、定期貯金しています。長男が小学5年のとき、同居しているおじいちゃんから、お年玉をいただいて、お礼を言って預かろうとしたら「お母さん、いつもいつもそうやって取っていくけど、自分で使っとるんやろ!!」と言われてしまって、ショックでした。もちろんその後は、貯めていた通帳を見せて、納得してもらいましたが正月元日から、へこみました。
・小学生の頃、里のおじいちゃんからもらったポチ袋。うれしくて大切に家まで持ち帰りましたが、中身が空っぽでした。母親には「歳も歳だし、わざわざ言えない。気持ちだけ感謝しなさい」と言われたのが、うれしいやら悲しいやらよく覚えています。
◆面白い!!
・私の叔父はいつも腹巻をしていました。お正月に親戚みんなが集まる時も腹巻姿は変わらず、他の叔父さん叔母さんがポチ袋でお年玉をくれる中、その叔父さんだけは、「いくら欲しいが!」と言って、腹巻からお札を出してくれていました(笑)。
・親が硬貨がたくさん入ったボックスを持ってきて、「一回でどれだけつかめるかな?お年玉だよ」って。たくさんつかもうと必死でした。楽しいお年玉の思い出です。
◆感謝の気持ち
・親戚が少なく、お年玉をもらう人もおばあちゃんくらいだったので、私をかわいそうに思った母は毎年、1人で数万円が入ったお年玉をくれた。