県は14日、富山市新庄本町の民間事業所内で、神経毒を持つ特定外来生物「セアカゴケグモ」の成虫17匹と卵のう21個が見つかり、全て駆除したと発表しました。
14日朝に県外から搬入された荷物に付いており、県は「荷物と一緒に県外からやってきた可能性が極めて高い」としています。県内での発見は12例目で、これほど多くの成虫と卵のうがまとまって見つかったのは初めて。


毒を持つのは雌だけ。全体が光沢のある黒色で、背中に赤い線があるのが特徴です。
かまれると痛みやかゆみなどの症状が出ます。ほとんどが軽症ですが、重症化することもあるので注意が必要です。
万が一、見つけた場合は、家庭用殺虫剤を噴霧し、弱ったところを確認して確実に踏みつぶし、県自然保護課または市町村へ連絡してください。