富山県舟橋村は30日から、村の玄関口である富山地方鉄道越中舟橋駅に電車が到着した際、車内で放送されるメロディーの制作権の販売を始める。20秒以内のオリジナルメロディーが、4カ月間流れる。価格はメロディー1枠につき25万円で、まずは5枠を限定販売する。
鉄道ファンや音楽制作者、地元企業などをターゲットに、電車の到着時に車内で放送される“駅メロ”を自ら作ることができる参加型の権利を販売する。購入者には、一般には公開されていない車庫内部の写真を付けた限定の権利書を贈る。
村の文化資源を「非代替性トークン」(NFT)と呼ばれるデジタル資産として、国内外へ発信・販売する取り組みの一環。厳しい経営が続く地鉄鉄道線をクリエーティブな視点で支援し、公共交通維持の自主財源づくりにも寄与しようと、地鉄と連携して村が企画した。
村は「NFTの販売を通じた関係人口の創出に加え、地鉄のさらなる利用促進に取り組む」としている。