インターネット検索のグーグルが3日発表した2025年検索ランキングで、富山県は「未来富山高校」がトップだった。同校野球部が今夏の甲子園に初出場し、試合結果などを調べた人が多かったとみられる。

 都道府県名と一緒に検索された言葉を調べ、24年と比較し急上昇した上位五つを各県別に発表した。

 2位は4月に投開票された「富山市議会議員選挙」。3位は富山商工会議所などが8月に富山市で初めて開いたドイツ発祥のビールの祭典「オクトーバーフェスト」だった。4位はタレントの「フワちゃん」で、県内で目撃したとする動画が交流サイト(SNS)で拡散された影響とみられる。5位は米紙「ニューヨークタイムズ」。1月に発表した「2025年に行くべき52カ所」で富山市を選出し、話題を呼んでいた。

 集計期間は1月1日~11月20日。全てのワードが対象の総合ランキング1位は「中居正広」、2位は「遠野なぎこ」、3位は「高市早苗」だった。

 LINEヤフーも3日、検索数が前年から大きく増えた人物や作品を表彰する「Yahoo!検索大賞2025」を発表し、富山県内での検索数が最も上昇したのは「となみ夢の平スキー場」だった。同社の広報担当者によると2位は「朝乃山 今日の結果」、3位は「能登カントリークラブ」、4位は「J2速報」、5位はあいの風とやま鉄道の運行状況を伝えるサービス「あいトレ」と続いた。