月額20万円・最長6年の支援、新たに診療科目の制限を撤廃
長野県東御市(とうみし)は、2026年度に実施予定の「東御市医学生奨学金制度」について、制度内容を公開しました。
本制度は、医学生および医師を志望する高校生を対象に、月額20万円を最長6年間(最大1440万円)貸与するもので、所定期間の東御市民病院等での勤務により全額返還免除となる支援制度です。
今回より応募時の「診療科目の制限」を撤廃し、すべての診療科を志望する学生が申請できる制度へと拡充しました。
申請受付は令和8年4月1日~15日を予定しています(予算成立が前提)。

東御市医学生奨学金案内チラシ
制度の背景
東御市では、地域医療を担う東御市民病院等の医師確保・育成が重要な課題となっています。
そこで、市民の健康と地域医療体制を安定的に支えるため、将来、東御市民病院等で医師として勤務する意思を持つ医学部の学生に対し、修学に必要な資金を貸与する制度として本奨学金を設けています。
制度のポイント
◆ 月額20万円・最長6年(最大1,440万円)を貸与
医学部在学中を通じて継続的に支援。経済的不安を軽減し、学業に集中できる環境を後押しします。◆ 診療科目の制限を撤廃
今回より、特定の診療科を志望する場合の制限を撤廃。内科、整形外科、小児科など、どの分野を志す医学生でも申請可能 となりました。
◆ 勤務に応じて返還免除
- 東御市民病院等に、奨学金の貸付期間と同じ期間、医師として従事したときは、奨学金の返還を全額免除します。- 東御市民病院で勤務期間中に死亡またはやむを得ない理由により他病院へ転勤したときは、従事した期間の返済額を免除します。
対象者(出身地不問)
大学において医学を履修する課程に在学する学生で、次のいずれにも該当する方
- 将来医師として東御市民病院等の業務に従事し、地域医療を担う意思がある
- 他から同種類の奨学金等の貸付または給付を受けていない
申請受付について
受付期間:令和8年4月1日(水)~4月15日(水)
※令和8年度当初予算の成立が前提です。
東御市民病院について
東御市民病院は、内科・外科・整形外科・泌尿器科・小児科・産婦人科・アレルギー科・人工透析、リハビリテーションなど、多診療科が連携し地域包括ケアを担う医療機関です。
乳幼児健診からリハビリ、CT/MRI検査、近隣総合病院との高度医療連携まで、地域住民の幅広い医療ニーズに対応しています。
東御市について
長野県東部に位置し、晴天率の高さとブドウ栽培の盛んな気候を生かした“ワインのまち”として知られています。
北陸新幹線で東京から約1時間、上信越自動車道で約2時間とアクセスも良好。
冬の降雪が比較的少なく、暮らしやすい環境が整っています。
制度の詳細
東御市公式ホームページ
https://www.city.tomi.nagano.jp/category/kenkouroot/168167.html
お問い合わせ
東御市 健康推進課 保健地域医療係
〒389-0502 長野県東御市鞍掛197(総合福祉センター内)
TEL:0268-64-8880
E-mail:kenko-suishin@city.tomi.nagano.jp
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