富山県の南砺福野高校農業環境科の生徒が、11月1、2の両日に東京で開かれるイベント「GTFグリーンチャレンジデー」に出展する。27日は南砺市苗島の同校で、会場で販売する農産品を準備した。
イベントは、地球に優しい取り組みの成果を発表する場として毎年開かれている。同校は環境負荷の少ない農作物の生産などに取り組んでおり、昨年に続いて参加する。
この日は3年生22人が当日販売する「富富富(ふふふ)」を1キロずつ袋詰めし、計200個準備した。当日はあんぽ柿やリンゴジャムも並べる。今村紗雪さん(18)は「頑張って育てたので、多くの人に味わってほしい」と話した。
市内からはこのほか、環境循環型農業に取り組む「杉苗屋源四郎農場」も出展する。