日本一の落差350メートルを誇る称名滝(富山県立山町芦峅寺)は14日、県内外の大勢の人でにぎわった。観光客は滝から舞い上がる水しぶきを浴びて涼をとり、日が差すと滝つぼ近くに虹が架かる景色を満喫していた。

 兵庫県から家族5人で訪れた田中想乃さん(8)は「寒いくらい」と笑顔を見せ、父の智也さん(47)は「風に乗って飛んでくる水しぶきがとても気持ち良い。地球を感じた」と話した。