スイーツを深堀りし、その魅力に迫ります。(情報は取材時の内容です)

すももともものパフェ(2250円)
旬の果物と本格的なスイーツを繊細なバランスで盛り込んだ。パフェは不定期で登場し、提供日はインスタグラムで告知
純白のメレンゲの輪の下には、スモモ(プラム)やサクランボなど旬の赤い果実が並ぶ。目が覚めるような甘酸っぱさが口の中にはじける。グラスの中には、赤桃のソルベにライチのブランマンジェ。濃密でクリーミーな層もあれば、さっぱりした甘さの層もあり、味や香りが万華鏡のように変化する。タルトやジュレなど、パティスリーならではの多彩なパーツが詰まったパフェだ。グラスの底の真っ赤な木イチゴのマリネまで、わくわくするような夏の気配に満ちている。
代表の高平公生さんと妻の真美子さんが営む店の名は、フランス語で「喜び」を意味する。パティシエールの真美子さんは、「パフェに遊び心を詰め込んだ。持ち帰れない、グラスの中だからこそできる自由な組み合わせを楽しんで」と語る。


