12日に富山県民会館で始まった資料展示「富山大空襲~戦禍をこえて80年~」は17日閉幕し、6日間で約3100人が来場した。戦争資料の常設展示を求める署名は開会前の800人分と合わせ、約3千人となった。

 資料展示の実行委員長で、富山大空襲を語り継ぐ会の飯田恭子幹事(87)は「世界の紛争を人ごとと思わず、どうやったら戦争を起こさないようにできるか考えるきっかけとなってほしい」と話した。資料展示は北日本新聞社後援。