能登半島地震復興チャリティーイベント「ディスコワールドパーティー」が6月1日、氷見市芸術文化館で開かれる。フィットネスインストラクターの谷口啓子さん(63)=同市谷屋=が初めて企画した。児童から80代まで約60人が往年のディスコサウンドに乗せて熱いダンスステージを繰り広げる。谷口さんは「楽しく笑って踊る姿で見る人も笑顔にしたい。氷見に元気を届けたい」と話す。
ディスコワールドは、1970~90年代のディスコサウンドと定番のステップをフィットネス風にアレンジしたダンスエクササイズ。谷口さんは県内第1号のインストラクターで、1月から市芸術文化館で教室を開く。15人ほどでスタートした参加者が徐々に増えたことから、県内初となるステージイベントを企画した。
11日夜も教室があり、40人以上が集まった。同館マルチスペースの室内照明を落とし、色とりどりのスポットライトでディスコ空間を演出。参加者は手本となる谷口さんの踊りを見ながら、ビートに合わせて「ヘイッ」「フーッ」と声を出しながら思い思いに躍動。心地良い汗を流していた。
谷口さんはダンスエクササイズ「ズンバ」の教室も開いており、ステージは両教室からメンバーが出演する。谷口さんは「うまく踊るのを見せたいわけじゃない。とにかく仲間と一緒に元気を届ける楽しいステージにしたい」と張り切る。
1日午後3時開演、無料観覧席400席を用意し募金箱を設置する。北日本新聞社後援。