国宝瑞龍寺を舞台にしたライトアップ「春の特別夜間拝観」が22日から富山県高岡市関本町の同寺で始まる。21日は試験点灯があり、大伽藍(がらん)が幻想的に照らし出された。
会期は例年の3日間から大幅に拡大し、5月5日までの14日間とする。会場には大型あんどんやちょうちんオブジェを配置し、アート作品「ジャイアントフラワー」を飾る。
21日は実行委員会のメンバーらが設営作業を行い、山門や仏殿を照らす光の向きや色を念入りに調整した。あんどんやちょうちんも点灯し、明るさを確認した。
ライトアップは午後6時~同9時。夜間拝観券(運営協力費)は千円、中学生以下は無料。22日は同5時半から開会式がある。実行委主催、北日本新聞社など共催。