富山県内の高校生が企画立案し、3月に富山市で開くアートイベント「アートのちから」のリハーサルが8日、県美術館であり、参加者が本番に向けて流れを確かめた。

 イベントは県内9校の1、2年生21人が参加し、四つのグループに分かれてミサンガやメッセージカード、お守り、つるし飾り「モビール」の制作体験ワークショップを行う。

 8日は富山県美術館の来館者らを対象にして当日行うワークショップを開き、生徒たちが親子連れらに作り方を丁寧に手ほどきした。講師を務める富山大芸術文化学部の渡邉雅志准教授からアドバイスを受け、生徒同士で改善点などを話し合った。

 竹田なつめさん(富山いずみ1年)は「子どもから大人までが楽しめるよう、ブラッシュアップして成功させたい」と話した。

 イベントは県教育委員会が主催し、3月20日に富山市総曲輪のグランドプラザで開かれる。