雪遊びを満喫し、熱々のグルメを楽しむイベント「スノーフェスタ」が1日、富山市割山(細入)の割山森林公園天湖森で始まった。かんじきを履いて雪原を走るレース、細入地域特産のシイタケを使った鍋や炊き込みご飯の提供などがあり、多くの家族連れらでにぎわった。2日まで。
かんじきで走るレースには、大人と子どものペア10組20人が参加。かんじきを履くところからスタートし、息を切らしながら往復約80メートルのコースを駆け抜けた。父親とペアを組み、きょうだいともに参加した今井菜々さん(神通碧小4年)と貫太さん(同2年)は「転びそうになって難しかったけど楽しかった。足がパンパンになった」と笑顔を見せた。
会場には、そり遊びやまき割り体験ができるコーナーなどもあり、多くの人が楽しんだ。細入地域特産のシイタケなどを使った熱々の鍋や炊き込みご飯、揚げたてのコロッケなどのグルメも並び、来場者がおいしそうにほお張っていた。
スノーフェスタは、天湖森を管理している株式会社「ほそいり」が、冬の細入地域の魅力を知ってもらおうと毎年企画。細入自治会連合会も運営に協力し、県が中山間地で進める事業の一環として実施した。
2日は、雪の上を滑る道具「雪板」の体験会もある。イベントは午前10時~午後3時。