富山県の高岡市消防艇・伏木海上保安部巡視艇の合同出初め式が23日、同市伏木国分の伏木富山港国分3号岸壁で行われた。祝賀放水や水難救助訓練などがあり、関係者が海の安全を祈った。
市消防本部と伏木海上保安部から23人が参加。水難救助訓練はボートが転覆し、2人が海に落ちたとの想定で実施した。両機関が連携し、救命ボートやはしご、ロープなどを使って助け出した。
同本部の消防艇「やまと」と同保安部の巡視艇「たちかぜ」は、一斉に祝賀放水を行った。訓練に先立って浦島章浩市消防長らが検閲し、「やまと」と「たちかぜ」の隊員が登舷礼(とうげんれい)を披露した。