ブランド魚「ひみ寒ぶり」の今季の水揚げが11日、6万3261本に達し、ブランド制度が始まった2011年度以降で2番目に多い本数になった。

 認定基準を7キロ以上に引き上げた今季は、昨年11月20日に出荷開始が宣言されてから水揚げが1000本を切ったのは3回しかなく、安定した出荷が続いていた。

 11日は1761本が水揚げされた。氷見魚市場には8~13キロを中心に並び、競り人と仲買人の活気ある声が響いた。

 ひみ寒ぶりは、13年度以降に認定基準が6キロ以上(17年度は7キロ以上)となった。今季累計は同じ水準で最も多かった13年度の6万2086本を抜いた。

 これまでの最多は、認定基準4~5キロ以上だった12年度の13万2370本。