富山ゆかりの作家、宮本輝さんが選者を務める第59回北日本文学賞の4次選考通過作26編が決まった。国内外から880編の応募があり、1次選考から絞り込んできた。受賞作と選奨作、最終候補作は来年1月1日の本紙で発表する。4次選考までの通過作品や最終結果は本社の総合情報サイト「webunプラス」にも掲載する。(通過作の掲載は都道府県ごとの受付順)

 【富山】
 ▽富山市=「落合のカメラ」浅野哲平

 【岩手】「オーバーザロード」谷原悠

 【栃木】「病葉」加賀見礼子

 【千葉】「黒と、金との」前田知子「ちび丸の背中」すずきあさこ

 【東京】「終着駅」小川結「メール将棋名人戦」佐藤文平「サマーシーズン」谷岡正浩「老ゆらく」仁志村文「最後の供物」千野秀一

 【神奈川】「雪が降る前に」牧野靖枝

 【福井】「エニシダさん」森山奏

 【山梨】「貝の言語」杉森仁香

 【岐阜】「いったいあなたは誰なの」小森隆司

 【静岡】「繭の子」亀山榮子

 【愛知】「ステラを探して」吉井洋行

 【大阪】「月と鱧」岡本佳奈「大晦日」寿美谷郡司

 【兵庫】「子供を売る男」つくし「パキラが枯れてしまう前に」浜田美鈴

 【和歌山】「染ちゃん」高木智視

 【鳥取】「チープな話」古林邦和

 【岡山】「ボディダブル」芥川心之介

 【福岡】「師匠」中村勇弥「唯一の美しい夏」鏡野響

 【宮崎】「なみまち」馬場広大