13日午前11時40分ごろ、富山県立山町下田(みさだ)で、集落内の柿の木に子グマ1頭がいるのを住民が見つけ、町に知らせた。子グマは数十メートル離れたカシの木に移動。下りてくる様子が見られなかったことから午後4時10分ごろ、自治体の判断で発砲できる「緊急銃猟」により麻酔銃で捕獲した。けが人はいなかった。
現場はグリーンパーク吉峰近くの県道沿い。町によると、子グマが木の上にいる状況などを踏まえて麻酔銃で捕獲することになり、県を通じて、県自然博物園ねいの里に使用資格を持った職員の派遣を要請した。
現場では、高い所にとどまっていた子グマに、町消防署のポンプ車などで放水して麻酔銃を使用できる低い所まで移動させた。子グマは体長約50センチだった。
近くの上金剛寺地区では12日夕にも子グマ1頭が目撃されていた。
同町で緊急銃猟が許可されたのは2件目。前回は11月7日に町総合公園付近でクマ1頭が目撃されたが、この際は個体の発見に至らず、発砲されなかった。