４１編が３次選考通過　第５９回北日本文学賞

　富山ゆかりの作家、宮本輝さんが選者を務める第５９回北日本文学賞の３次選考通過作４１編が決まった。４次選考を経て、最終候補作を選ぶ。受賞作と選奨作、最終候補作は来年１月１日の本紙で発表する。４次選考までの通過作品や最終結果は、本社の総合情報サイト「ｗｅｂｕｎプラス」にも掲載する。（通過作の掲載は都道府県ごとの受付順）

　【富山】
　▽富山市＝「落合のカメラ」浅野哲平「谷底」ワタナベクミコ

　【北海道】「前足」綴喜笙

　【青森】「リネン」西塚尚子

　【岩手】「オーバーザロード」谷原悠

　【栃木】「病葉」加賀見礼子「コロ村の神隠し」和田三郎

　【千葉】「反射神経の差」森野そと「黒と、金との」前田知子「ちび丸の背中」すずきあさこ

　【東京】「終着駅」小川結「フォルテＰＩＡＮＯ」齋藤久「港」南忠志「思い出サバラン」蒔田涼「メール将棋名人戦」佐藤文平「深呼吸をもう一度」沢渡かずき「あの日刺さっていた野菜」石黒智子「サマーシーズン」谷岡正浩「老ゆらく」仁志村文「最後の供物」千野秀一

　【神奈川】「雪が降る前に」牧野靖枝

　【福井】「エニシダさん」森山奏

　【山梨】「貝の言語」杉森仁香

　【岐阜】「いったいあなたは誰なの」小森隆司

　【静岡】「繭の子」亀山榮子