富山ゆかりの作家、宮本輝さんが選者を務める第59回北日本文学賞の2次選考通過作128編が決まった。3次、4次と選考を重ね、最終候補作を選ぶ。受賞作と選奨作、最終候補作は来年1月1日の本紙で発表する。4次選考までの通過作品や最終結果は、本社の総合情報サイト「webunプラス」にも掲載する。(通過作の掲載は都道府県ごとの受付順)
【富山】
▽富山市=「ふたつの枕」小川明子「落合のカメラ」浅野哲平「蟋蟀」河合千秋「ありがちケースA」五十六「水平線と続く道」平島健一「谷底」ワタナベクミコ
▽高岡市=「海と」大巻裕子
▽朝日町=「ホウセンカ」水島優一郎
【北海道】「暗中散歩」蒔岡なりこ「前足」綴喜笙「RUN」朝伊ミチル「風にあたれ」村上よしと
【青森】「雪の家」三上昇「麦酒」小山内達雄「リネン」西塚尚子
【岩手】「残響」山本千代久「オーバーザロード」谷原悠
【宮城】「西公園に行くべからず」大西敢二郎「年月の行方」佐藤敏彦「スカジャンの婿殿」佐木冬児
【山形】「遠い国」藤原耀
【茨城】「右眼に映る星」矢数弘輝「そして違う夢を見る」大橋鮎実
【栃木】「病葉」加賀見礼子「コロ村の神隠し」和田三郎
【群馬】「平成最後の日」神宮みかん「ポストプレー」積本絵馬
【埼玉】「最期の言葉」折口真「入り相の鐘」麻見令子「倉庫整理」津山こういち
【千葉】「青空に向かって歌え」猫倉友「反射神経の差」森野そと「残りのふゆ」蓮見仁「黒と、金との」前田知子「紺珠堂書林の夜」小松菜生子「ここから、歩き出さなければ」谷門展法「ちび丸の背中」すずきあさこ「石楠花に吹いた風」花泉円
【東京】「狂える夏」大嶋岳夫「悲しいね、おかしいね」こなんるか「春のめざめ」西荻麦「終着駅」小川結「失恋の夜に」浅田夕子「フォルテPIANO」齋藤久「地酒の味」万条由衣「野うさぎと猟犬」弘平谷隆太郎「花」佐々木基成「港」南忠志「おこげ」松本泰子「無数の貝殻」三輪滋「思い出サバラン」蒔田涼「メール将棋名人戦」佐藤文平「ドリームライクフューチャー」ゆうなちょな「あおさぎ」生島大資「カラスカラコン」北条ゆり「深呼吸をもう一度」沢渡かずき「イフ」吉竹純「壁の滲み」新藤ぶきち「梓川」天野いずみ「あの日刺さっていた野菜」石黒智子「サマーシーズン」谷岡正浩「老ゆらく」仁志村文「最後の供物」千野秀一「残照」亜丹生ひろし「あとから来た猫」犬浦香魚子「冬の一日」坂本文朗
【神奈川】「天国に逝く前に、ひと時を」瀬登一二三「トマト」目黒広一「海峡を渡る蝶」星山千秀「雪が降る前に」牧野靖枝「アサガオ、ムラサキ」花野純「遅い昼ごはん」なしごれん「かがり火」鈴木和子「洗濯機とスイカ」高田萌
【新潟】「ジョギング・ライフ」伊藤穂波「さあジャンクな空に」大田雄磨
【福井】「帽子をかぶって」奥ゆうじ「父子猛る」塚本雫「エニシダさん」森山奏
【山梨】「貝の言語」杉森仁香
【長野】「夏蚕のさざめき」黒沢佳
【岐阜】「いったいあなたは誰なの」小森隆司
【静岡】「晩夏の華」黒柳玲子「繭の子」亀山榮子
【愛知】「掌の音」堀依穂「ステラを探して」吉井洋行「せい」加藤紀子
【滋賀】「別れの儀式」木村泰崇
【京都】「祇園町寸景」みぎわせり「納骨堂の友」佐々木増博
【大阪】「君が代センセイ」にゃんしー「瀬戸の海に眠れ」高橋菜穂子「秋の蝶」慈雲萬「月と鱧」岡本佳奈「鍋の蓋のツマミ」森辺ゆい「大晦日」寿美谷郡司「家の匂い」丹羽純子
【兵庫】「雨傘と日傘」齊木敦智「触れる」垣ノ花涼「桜森にて」やしき灯子「子供を売る男」つくし「春隣」後藤康子「パキラが枯れてしまう前に」浜田美鈴「終油」藤本あずさ「夏の響き」木田肇「mingle」小路智子
【奈良】「モッちゃん 空を跳ぶ」囃方怯
【和歌山】「染ちゃん」高木智視「白い馬」逸見真由
【鳥取】「夜空の太陽」小山翔太「チープな話」古林邦和
【島根】「富士とマンディアルグ」中村聡
【岡山】「ボディダブル」芥川心之介
【徳島】「ほどけた指」佐倉じゅん「蘖―ひこばえ―」尾野森生
【愛媛】「隷海の徒」鈴木創
【福岡】「よし子」葉山よう子「海のおもかげ」海野くみ子「師匠」中村勇弥「唯一の美しい夏」鏡野響「聖歌」桜乃路生「遠くに見えたこの月は」橘静樹
【佐賀】「時の雫」小柳義則
【宮崎】「なみまち」馬場広大
【鹿児島】「思春期の僕に逢いにゆく」高岡修
【沖縄】「カンカラ三線」赤星十四三「黄昏酒場」崎山麻夫
【フランス】「小さいけれど無視できない」塩原遵
