女子バレーボールのKUROBEアクアフェアリーズに7シーズン在籍し、2021年春に現役引退を発表した丸山紗季(地元法人マーチオークシー)は、その半年後、ビーチバレーの選手として新たなスタートを切った。今年4月には日本代表に初選出され、今季はジャパンツアー3戦を終えた段階で準優勝、優勝、優勝と絶好調だ。「富山での現役時代、県民のみなさんから応援やサポートをいただきました。これからも自分を高めるため、感謝を忘れず頑張ります」とさらなる飛躍を誓う。

「富山の周辺で試合がありましたら、来ていただけるとうれしいです」と丸山

アクアで現役引退、後悔なし

 神奈川県出身の丸山は地元のバレー強豪校である大和南高、日本体育大を経て2014年3月、当時はV・チャレンジリーグ(2部相当)のアクアに内定選手として加わった。

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