富山県は12日、2027年8月に新川文化ホール(魚津市)の敷地内で開館する「新川こども施設」の設備概要を発表した。半円形の建物内に、子どものアイデアを基にした多彩な遊具を設ける。

 跳んで楽しむ大型遊具「ゆきやまドーム」など富山の自然をイメージした遊具を配置。25年に県が開いたワークショップで、親子らに考えてもらった理想の遊び場のイメージを設計に反映した。保護者の交流ができるスペースも設ける。

 施設は鉄骨造り2階建てで、延べ約2700平方メートル。工事費は約30億円。設計、建設から管理運営までを一貫して民間業者に委ねるPFI手法を県として初めて採用し、24年12月に大和リースグループと事業契約を締結した。

 新田八朗知事が12日の定例記者会見で、実施設計でまとまった内容を説明。「子育て世代にも満足してもらえる、まさに『こどもまんなか社会』のシンボルとなる施設だ」と述べた。

 3月に工事を始め、新年度は運営体制の整備や交流サイト(SNS)での情報発信を始める。施設の愛称も募る。